散水方式例

ポンプ自動方式

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簡単に説明すると、一般的に蛇口を開けると水が流れてくる方式です。
どこかで弁や蛇口が開けば、ポンプが水の圧力、流れを感知し、自動的に動作する方式です。

■メリット

ポンプ本体の電源の入切が必要なく、電磁弁手動バルブ、蛇口などの開閉動作によりポンプの送水が行なえる。

■デメリット

ポンプ連動方式のメリットである、電磁弁、配管の異状時にポンプが作動し続ける。

ポンプ連動方式

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潅水タイマーからの信号を受けてポンプが始動する方式。
潅水タイマーが各電磁弁に“開”の信号を送っている間、ポンプに動作信号を送る。
例として、潅水タイマーが各電磁弁へ5分ずつ“開”と指示した場合、各電磁弁が作動している間、ポンプは水を送り続ける。

■メリット

電磁弁にゴミが入り、開いたままであったり、配管に何かの異状で、もれが発生しても、水源を動かすポンプが潅水タイマーの指示がない限り水を送らない。

■デメリット

蛇口などの給水栓や、手動バルブを設けている場合、ポンプを強制的に手動で動かさなければならない。

地表散水

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各ベット(畝)毎に、散水ラインを通し、潅水を行います。
各ラインの散水量に合わせて、バルブ、電磁弁にて潅水をします。
塩ビ管によるノズルの散水、潅水チューブによる散水、点滴チューブによる散水などがあります。

頭上散水

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ハウス上部に散水ラインを通し、作物の頭上から潅水します。ハウスの間口、長さからライン数を決めます。
ノズルによる散水、マイクロスプリンクラーによる散水等いくつかの方式があります。

両側散水

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散水パイプは両側に吊るため、作物にボタ落ちがなく安心して使用できます。散水パイプの配管取付けが簡単で作業の邪魔になりません。

ミスト立上り方式

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ベンチ上を霧雨散水して湿度を与え発根を促す方式。

サイム方式

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細霧を発生させ気化冷房、加湿、薬剤散布、多目的に使える。
上部タイバーが無い場合はワイヤー又は直管19φを通しノズルラインを締る。
ノズルラインはVP13又はステンレスパイプ10φを使用する。